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【コンサートの未就学児入場可or不可について】書くべきか悩んだが「臭い物に蓋」は誰にも+にならないので書きます。基本自分主催の公演は未就学児入場不可が多いです、入場可の時もあります。でも「どうしても子供も連れて来たいんですけど?」と聞かれたら大概OKします。「ぐずったり騒いだりしたら一旦退室しやすい出口付近らへんで聴いて下さいね♬」的な事を伝えて。それは「リスクもあるけど、きっと保護者が責任をもって見てくれる」と信頼と期待もあるからです。未就学児を完全にシャットアウトする音楽家にはなりたくない、だから扉は開いておきたい。けれど開いた結果騒いで親はほったらかし、公演中に奏者自身が直接注意する事もしばしば、それって奏者自身とっても辛いし、コンサートの流れも止まるし空気も変えてしまう。回りのお客さん達も喜ばないし、子供も注目されて恥ずかしいでしょう。結果やっぱり未就学児NGとなってしまうコンサートが増える、そんなの悲しいですよね?なのでもし未就学児を連れて来たいというお客さんがいたら、扉は開きますがその後は責任を持って見ていてあげて欲しいです。特に最前列でぐずったり物音をずっとさせたり、たまに2席使って寝転んでる子供とかもいます。それ、奏者はどんなに集中してても目に入ってきます。フルプログラムのソロ公演って自分の限界まで磨いて挑んでいます。特に即興演奏をする時なんかは雑念を排除していき、自分の心の奥深くまで入り、暗闇の静寂の中で波紋が一つもない池をみつけ、そこに音色を落とすような行為。絶対演奏に影響します、それは奏者にだけじゃなく、良い演奏を聴きにお金を払って来ている人達にも迷惑をかけています。子供連れの方、特に未就学児連れの方は気をつけましょう。その意識が通常のマナーとして広まった結果、未就学児可の公演が増えるでしょう。それは誰もが望む形ではないでしょうか。

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